症例報告(11/19UP)

2024-11-19 15:17:00

上腕骨外側上顆炎~テニス肘~

 

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今回は、いわゆる「テニス肘」と呼ばれる上腕骨外側上顆炎の症例をご紹介します。肘の痛みでお困りの方が多く、この時期は家事や仕事の負担が増え、発症や悪化の相談が増える傾向があります。

患者さんの受傷経緯
今回の患者さんは、数日前から左肘の痛みを感じ始め、夜間も眠れないほどの痛みが続いたため来院されました。問診では、日常生活で左手を多用し、特に調理器具を上下に振る動作を繰り返すことが多いとのこと。これらの反復動作が肘への負担となり、上腕骨外側上顆に炎症を引き起こしたと考えられます。



★上腕骨外側上顆炎(テニス肘)の特徴

◎主な症状
肘の外側の痛み
握力の低下(物をつかむと痛む)
手首を上に持ち上げる動作で痛みが増す
◎主な原因
手首や前腕を使う反復的な動作(調理やパソコン作業、スポーツ動作など)
筋肉や腱に過剰な負担がかかることで発症
◎鑑別診断
診断を確定するために以下の方法を行います。

□トムセンテスト

方法: 手首を上に持ち上げるように力を入れてもらい、外側上顆部に痛みが出るか確認。
結果: 痛みが強く出る場合、テニス肘の可能性が高いです。

□チェアテスト

方法: 椅子の背もたれを手で持ち、持ち上げるように力を入れます。
結果: 肘の外側に痛みが生じた場合、テニス肘と考えられます。

 

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★よねくら接骨院での治療とケア

当院では、上腕骨外側上顆炎に対し、以下の治療を行い、早期改善を目指します。

◎ハイボルト治療: 炎症を抑え、痛みを緩和する効果があります。特に急性期に有効です。
◎マイクロカレント治療: 損傷部位の修復を促進し、治癒をサポートします。
◎ラジオ波治療: 筋肉や腱の硬さを解消し、血流を改善して回復を促します
◎テニスエルボーサポーター: 前腕の筋肉が肘にかかる負担を軽減し、症状の悪化を防ぎます。特に日常生活で肘を使う作業が多い方におすすめです。

★治療後のフォローアップ

ストレッチ指導: 前腕の筋肉を柔らかくし、再発防止を目指します。手首を軽く下に押して前腕の伸筋群を伸ばすストレッチを、日常的に行うよう指導しました。
通院の目安: 数カ月にわたり、週1~2回の通院が望ましいとお伝えしました。リハビリやストレッチを通じて完全な回復と再発防止を目指します。
上腕骨外側上顆炎は日常生活の反復動作が原因となることが多いため、早期の治療と適切なケアが重要です。肘の違和感や痛みを感じた際には、早めにご相談ください!

★いくらくらいかかる?💰

保険適応か適応でないかで変わります。また初診や再診の場合は初診料や検査料を別途ご負担いただきます。

一回の通院でおおよそ800円~2,100円が目安となります。


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