症例報告(2/21UP)

2026-02-21 23:16:00

腱板損傷(腱板炎)

腱板損傷(腱板炎)の症例報告

受傷の経緯

子供とバスケットボールで遊んでいた際に右肩に痛みを感じ、 3日後には「腕が上がらない」「痛くて寝られない」と症状が増悪し、 心配になり来院されました。

来院時は予約なしでの飛び込みでしたが、予約の合間の時間を調整し、 検査と応急処置を行いました。

初検時の評価

徒手検査所見

  • 棘上筋腱部に圧痛
  • ペインフルアークサイン:陽性
  • インピンジメントサイン:陽性
  • 挙上時痛は強いが、一定角度を超えると最終可動域までは挙上可能
  • リフトオフテスト:陰性
  • スピードテスト:陰性
  • エルボーフレクションテスト:陰性

徒手検査のみでも腱板損傷は十分疑える状態でしたが、 損傷の程度を把握するためにはエコー評価が不可欠です。

エコー所見

棘上筋腱の膨隆を確認。腱実質の断裂は認めず。 軽度の炎症と判断し、いわゆる軽傷の部類と評価しました。

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エコーでの確認中(写真は健側)
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健側と患側のエコー対比

初期対応

  • 三角巾による固定
  • ハイボルトによる鎮痛・抗炎症処置
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三角巾による固定

翌日来院時には疼痛レベルが約半分まで軽減。 睡眠も十分に取れたとのことでした。

施術経過

  • 1週間:毎日ハイボルト施術 → 疼痛ほぼ消失
  • 通院頻度を週2回へ変更
  • 挙上時のROM制限あり → アクティブ・パッシブによるROM訓練開始
  • 3週目:ROM制限消失
  • 通院頻度を週1回へ変更
  • 三角筋部に違和感 → EMSにて筋促通

約1か月後のエコー評価では、わずかに棘上筋腱の膨隆は残存していましたが、 疼痛・ROM制限ともに消失し、日常生活に支障がないことから治癒と判断しました。

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④ 来院時(受傷3日目)と1か月後のエコー対比

まとめ

初動の速さと、エコーによる腱の状態把握により、 損傷の程度を正確に評価し、適切な加療を行うことができた症例です。

急な肩の痛み・外傷でお困りの方へ

当院では急患対応を行っております。
今回のように、突然肩が上がらなくなった・強い痛みで眠れないといった場合も、 可能な限り時間を調整し対応いたします。

骨折・脱臼・捻挫・肉離れ・ぎっくり腰などの急性外傷は、 LINEまたはお電話にてご連絡ください。

※本ページは柔道整復師による施術・応急対応の紹介であり、診断や治癒を保証するものではありません。
症状や経過によっては医療機関での精密検査が必要となる場合があります。