膝の外来/お膝のトラブル専門/変形性膝関節症・半月板損傷・オスグッドにお困りの方

変形性膝関節症/半月板損傷治療/膝関節拘縮

 

当院では、変形性膝関節症や半月板損傷でお困りの方にLIPUS(低出力超音波パルス療法)をお勧めしております。

 

LIPUSは本来は骨折治療に使う先進医療ですが、最近の研究で、骨癒合の促進だけではなく、変形性膝関節症で起こる関節軟骨の破壊や炎症を抑制したり、損傷した半月板の修復を助けるなど、様々な影響を与えることが分かってきました。

LIPUSの効果

 

  • 関節軟骨の破壊抑制(軟骨のすり減りを防ぐ)
  • 関節軟骨の再生を促す
  • 半月板(繊維軟骨)の治癒促進
  • 変形に伴う軟部組織(靭帯、関節包、脂肪体等)の拘縮予防
参考文献:
「低出力超音波パルス療法が関節軟骨代謝に与える即時的影響」
「培養軟骨細胞における低出力性パルス超音波(LIPUS)処置は関節軟骨の再生に重要なCCN2の産生を促進する」
「LIPUSによる関節軟骨破壊抑制効果」
「損傷半月板に対する低強度パルス超音波(Lipus)の可能な修復効果」
LIPUSがお勧めできるのはその効果だけでな身体への侵襲性がない事です。
つまり、副作用がなく、電気のような刺激もない安全な療法だということです。
しかも、10分~20分患部に照射するだけです。

 

 

当院でも、変形性膝関節症による痛みでお困りの患者さんにLIPUSを照射しており、患者さんから高い評価を受けております。

 

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 LIPUSが最も効果的な変形性膝関節症の状態

 

研究において、LIPUSが最も効果を示した変形性膝関節症の病態は、膝関節に炎症が起きており関節軟骨を破壊している病態だと報告されています。つまり、変形の度合いではなく、痛みが強く出ているかどうか、お膝に炎症が起きているかどうか(腫れているかどうか)に作用されます。

当院での変形性膝関節症の治療は

 

◎変形を治すものではないこと

◎痛みを取ること

◎これ以上の変形を止めること

 

を主眼に置いた施術を行っていきます。

LIPUS治療の適応かどうか判断に迷われる方もいらっしゃると思います。

まずは一度ご来院いただき、問診と検査、エコー撮像を行い適切に判断させていただきます。

 

残念ながら一度変形した関節は不可逆性であり、治るわけではありません。しかし、変形したお膝でも痛みが無くなり、これ以上の変形を抑制させることができれば、それだけでもQOL(生活の質)は向上します。

 

 

「やっても効果はあまりない」

 

と医師から言われることも多い物理療法(LIPUSとはハイボルト、マイクロカレント、低周波、マッサージ等)ですが、私たち柔道整復師の考えは違います。

 

 

「やれることは可能な限りやりましょう」 

 

★物理療法は投薬や注射と違って侵襲性や副作用がほとんどないこともメリットの一つです。利用回数に制限はありません。

 

 

 

 

LIPUS 10分/500円 20分/1,000円

 

他、変形性膝関節症への予防施術として下肢筋群への運動療法も行えます。

お問い合わせください。

 

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